なぜ遺言書は公正証書で作成したほうがいいのか

遺言書を公正証書で作成するメリットとは?

公正証書で作成する遺言(以下、公正証書遺言といいます)には、自筆で作成する遺言(以下、自筆証書遺言といいます)と比較して、多くのメリットがあります。

・原本が公証役場に保管されるため、紛失したり、隠匿されたり、廃棄される心配がない

・多くの財産を所有している場合、自筆証書遺言だと、ひとつひとつ記載するのが大変だが、公正証書遺言は印刷された文書なので、自筆する必要がない

・公正証書遺言は、公証人と証人2名が遺言書作成時に立会うので、遺言者の真正な意思で遺言書を作成された「証し」になる

・公正証書遺言を作成する際に、司法書士・行政書士にサポートを依頼することにより、「漏れのない」内容とすることができる

・遺言者が亡くなった後、裁判所の「検認」の手続を経る必要が無いため、手続をすぐにスタートすることができる

・自筆証書遺言に比べ、銀行、証券会社などの手続がスムーズに進みやすい

自筆証書遺言の場合は、上記の公正証書遺言のメリットがありません。
私たち司法書士、行政書士が、遺言書の作成のご相談に来られた時にも、公正証書での遺言作成をお勧めしています。
自筆証書遺言とは、公正証書で作成できないまま時が過ぎ、お亡くなりになる直前に公正証書で作成する時間的余裕がないような時に、いわば「緊急措置」として作成するものであり、最初から自筆証書遺言ありきで作成を考えるというのは、「リスクが高い」と、個人的には考えます。
自筆で作成するか、公正証書で作成すべきか、ご判断がつかない場合は、ぜひ無料相談をご利用いただき、司法書士、行政書士にご相談ください。